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求人を探す際は、労働条件をチェックしよう!
最終更新日: 2017年7月24日
求人サイトや新聞広告で就職先を探す際には、労働条件をチェックする必要があります。
働きだして何か思っていたのとは違うと後悔しない為にも、求人をしっかりチェックしておきましょう。
☆勤務場所について☆
子持ち主婦にとって勤務先までの通勤距離の長さは、とても重要なチェック項目の1つです。
勤務先が遠いと、通勤時間が長くなるので家を早く出発しなければなりません。
それにより朝の支度などの時間を考えると毎日とても早く起きなければなりませんし、子供がいると夜も早く寝れないので寝不足が続き疲労が溜まる一方です。
また、毎日のように交通機関を使う場合、高額の交通費がかかってきます。
パートなどの働き方では交通費を支給してもらう事は難しいので、自分で高額の交通費を支払う事になり金銭的にかなりの負担になってくるでしょう。
ここまで見てきた問題点は、通勤距離を短くする事により解決する事ができます。
しかし、中にはあえて少し離れた勤務先を選ぶ方もいます。
その理由として
- 休みの日でも職場の人に会う可能性が高い
- 接客業などの場合お客さんと顔を合わす事もあり気を遣う
- 仕事を辞めてからも職場の人と顔を合わせると思うと、辞めにくい
といった問題点をあげる方もいます。
私自身も家の近くで仕事をした事がありましたが...プライベートの時間でも職場の人やお客さんに会う事も多く、自分は気づいていなくても「この前○○の前にいてたでしょう」と言われる事も多々ありました。
私は気になる方ではなかったので良かったのですが、中にはその事がストレスになり仕事を辞めるきっかけになる人もいるようです。
通勤時間の事を考えるとあまり遠い勤務先は、お勧めしません。
しかし、上に書いたような事が気になるのならば、自分の住んでいる地域から1駅でも離れた職場を選ぶだけでも知っている人と顔を合わせる確率はかなり減るでしょう。
☆収入を103万円までの範囲内に抑えることができるか?☆
「103万円の壁」という言葉を一度は耳にした事があるのではないでしょうか?
年収が103万円を超えると税金の支払いをしなければならないので、パートをはじめる人は年収を103万円以内に抑える人が多いのです。
また、130万円の壁というものもあり、年収が130万円を超えると、健康保険料や厚生保険料の支払いが必要になるので、手取りが非常に少なくなります。
年収が130万を超えていると扶養家族から外れることにもなるので、夫の収入にかかる所得税が、扶養控除を受けられなくなるので増えますし、扶養家族を対象とした手当をもらっている場合には、その手当も貰えない可能性もでてきます。
夫婦ともに正社員で働いている場合は、特に気にする事はないのですが、パートとして働く場合は「103万の壁」「130万円の壁」を無視して働くと、家族全体の収入でみると損をする事もあります。
その様にならないためにも、他の兼業主婦と同じように年収103万円、つまり月8万前後に収入を抑える事がとても重要になってきます。
しかし、いざ働きにでると気づかないうちに103万円を超えてしまい後悔する人の話も聞きます。
後悔しない為にも、面接の時点で年収103万円以内で仕事がしたいと、きっちり伝えておいた方がよいでしょう。
また、面接の時に伝えたからと会社任せにするのではなく、自分できちんと103万円を超えないようにシフトを組むなど収入を把握して働きましょう。
実際、私の知り合いの薬剤師のパートさんも、気づいた時には年収が103万円近くになっており、12月に入ってからは仕事を休んで調節されていました。
しかし、会社によっては急に休むと困ると言われ、調整できない場合もあります。
そうならない為にも、時給を参考に、1か月に何日間までなら働けるのか計算しておくとよいでしょう。
☆兼業主婦の働き方への理解が大事☆
兼業主婦が仕事を長く続ける為には、兼業主婦の働き方を同僚に理解してもらう事がとても大事です。
私の友人が、美容室で正社員として働いていた時にも、子持ち主婦のパートさんの働き方を理解できず問題がおきていました。
その美容室では、パートで採用された子持ち主婦の方も正社員のスタッフ達と一緒に仕事をされていました。
はじめは、「子育てとの両立大変ですね!」などと声をかけていたようです。
しかし、子供が保育園に通いだして間もないこともあり、子供の体調が悪いなどの理由で頻繁に休む事が増えてきました。
また、夕方の忙しい時間帯にも平気で帰るパートさんの働き方が全く理解できず、凄く嫌だったと言っていました。
そう言っていた友人も何年かたち、結婚・子育てを経験し、子持ち主婦として仕事に戻る事になりました。
子供も楽しそうに保育園に通ってくれて、仕事の両立もでき充実した日が続いていたのですが疲れからなのか、週末近くになると子供が毎週のように熱を出すようになりました。
急に仕事を休む事や保育園のお迎えの時間などがある為、忙しい時間帯でも帰宅しなければならない事が続いていた時に、正社員の人に「忙しい時に残れませんか?」といわれました。
その時にはじめて、あの時の主婦の方の大変さが理解できたといっていました。
誰もがそうだと思うのですが、自分自身が経験のない事を理解するのはとても難しいです。
実際、結婚や子育ての経験がなければ、子持ち主婦が仕事の後に家事や育児に追われている事を理解している人は少ないです。
そういったことから、同じ境遇の方が多く働いている職場の方が、兼業主婦の働き方を理解してもらいやすいです。
求人を探す際にも、求人情報の中に、働いている年齢層・子持ち主婦勤務・育児休業取得実績ありなど記載があるかチェックするとよいでしょう。
まとめ
兼業主婦が働く際には、勤務場所・扶養家族の範囲内で働けるかどうか・兼業主婦の働き方への理解があるのかが重要です。
求人を探す際に重点をおいてチェックしておきましょう。