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子育て主婦に役立つ情報が載っている就職四季報をチェック!
最終更新日: 2018年8月07日
今現在、主婦をしている皆さんも、学校に通っていた時には新卒として就職活動を行った人が多いと思います。
そういった方の中には、就職四季報という就職活動本をチェックしたことがある人もいるのではないでしょうか。
就職四季報は、主に新卒として就職活動をする人向けに作られているのですが、主婦から就職活動をする際にも役立つ情報がたくさんあります。
掲載されている情報も以前のものから改訂されたり、新しいラインナップが増えたりしているので、最新の就職四季報が主婦にどのように役立つのかを解説していきます。
就職四季報女子版が主婦に役立つ本になる
随分以前に新卒の就職活動をした人は、就職四季報は一種類しかなくて、大企業の情報が載っている本として認識していると思います。
しかし、今現在就職四季報のラインナップは3種類になっており、従来の大企業向けの「総合版」に加えて、「優良・中堅企業版」、「女子版」が増えました。
優良・中堅企業版は、従来大企業の情報しか掲載されておらず、中小企業を志望している人の情報が不足しているということから、新しく作られました。
女子版は、女性が就職活動をする際に必要となる情報が男性とは違うということから、新しく作られることになりました。
総合版、優良・中堅企業版に関しても主婦の方に役立つ情報が掲載されているので、是非チェックして欲しいです。
しかし、一つだけをチェックするのであれば、女子版をお勧めします。
女性が必要とする情報が掲載された女子版は、主婦の人が就職活動をする際にも役立つ情報がたくさんあるからです。
就職四季報女子版の主婦に役立つ情報とは
就職四季報女子版の情報から主婦に役立つ情報には以下のようなものがあります。
子持ち主婦が必ずチェックすべき重要な4つのデータ
就職四季報女子版では、企業情報のなかで重要な4つのデータを各企業に目立つように掲載されています。
そのデータとは、
- 勤続年数(女性)
- 有給休暇消化年平均日数
- 既婚率(女性)
- 3年後離職率(女性)
です。
これらのデータは、子持ち主婦の方も役立つ情報として活用できるはずです。
女性の勤続年数が長く、女性の3年後の離職率が低ければ、女性が働きやすい職場である可能性が高いです。
有給消化年平均の日数が多ければ、子供の行事や急な病気で休まなければならないといった際にも休みが取りやすい職場である可能性が高いです。
既婚率が高いということは、結婚後や出産後にも働いている人が多いということですので、子育て主婦が働きやすい職場と考えることができるでしょう。
このように、重要な4つのデータを確認するだけでも、子育て主婦が働きやすい職場を見つけるのに非常に役立つはずです。
まだまだある、子育て主婦に役立つ情報
就職四季報女子版にはまだまだ役立つ情報が掲載されているのですが、多すぎる位あるので、とりあえずここに列挙しておきます。
- 女性役職者数
- 女性で子供がいる人の人数
- 産休期間と育休期間を取得した人の人数と、その間の給料
- 女性従業員の平均年齢
- 女性採用実績校
- 男女別従業員数
- 平均残業時間
こういった女性に必要な情報が掲載されています。
また、それらの情報に加えて、くるみん認定を受けている企業には、くるみんマークが企業名の横に掲載されています。
くるみん認定とは、女性が働きやすい環境を実現している企業を厚生労働大臣が認定する制度です。
就職四季報に掲載されている情報の多くは企業が出した情報をもとにしていますが、くるみん認定は外部機関が認定を行っているので信頼度も高いです。
子育て主婦が就職四季報女子版を利用して求人に応募する方法
就職四季報は新卒向けの情報を提供しているので、就職四季報に掲載されている企業であれば新卒向けに求人があるのは間違いありません。
しかし、子育て主婦が応募できる求人が用意されているという保証はないので、就職四季報から見つけた企業に求人があるのかをまず確認する必要があります。
求人があるのかを確認する際には、まず企業のホームページをチェックして、中途採用の欄を見てみましょう。
中途採用の欄には新卒以外の求人情報が掲載されているので、その情報の応募条件を満たしていれば応募することが可能です。
中途採用では、業務経験や業務知識を必要とすることも多いので、そこをクリアできるかどうかが重要になります。
もし、応募条件を満たすことができなくても、そこであきらめてはいけません。
というのも、必ずしも企業が必要としている人材の求人情報をホームページに掲載しているとは限らないからです。
様々な企業から求人情報を集めている求人情報サイトに求人を出している場合や、採用予定はあっても、まだホームページに出していないという場合もあります。
また、なんとなく人手不足を感じてはいるものの、求人を出していないということもあります。
こういったケースが多いので、応募できるかどうかを企業に直接電話などで確認してみるとよいでしょう。
少し手間はかかってしまうのですが、就職四季報から見つけた企業に就職できればよい環境で働くことができる可能性が高いですし、応募に手間がかかる分応募者が少ないという可能性もあります。
手間をかけるだけの価値はあるといえるのではないでしょうか。
子育て主婦が就職四季報の情報を活用する際の注意点
就職四季報女子版は、基本的に新卒の女子向けの情報となっているので、子育て主婦の方が利用する場合は注意しなければならない点があります。
まず、掲載されている採用予定人数や実績校などは、新卒者を対象としたものであるので、たくさん採用する予定にあるからといって、子育て主婦の方が採用されやすくなるわけではないとということは知っておきましょう。
上記したように、子育て主婦の方は中途採用として採用されるので、中途採用の求人人数がどれ位あるのかが重要になります。
また、就職四季報では掲載できない情報についてNA(No Answer)と表記されています。
NAと表記されていると、悪い情報を隠そうしていると思ってしまう人が多いですが、必ずしもそういったことではありません。
例えば、離職率が高いからといって必ずしも悪い企業とはならないのですが、そういったデータを出してしまうと応募者が減ってしまうということから掲載を控えているということがあります。
また、業界全体の特質としてあまり情報を外に出さないという場合もあります。
ただし、情報をオープンにしている企業はよい企業が多いのは間違いないので、掲載されている情報が多い企業を優先的に調べることはよいと思います。
まとめ
新卒者を対象とした就職四季報女子版が、子育て主婦から就職活動を行う場合にも役に立ちます。
女性が知りたい企業情報がたくさん掲載されているので、女性に優しい企業を探すことに利用できます。
見つけた企業に関しては、企業ホームページを調べたり、電話をして確認しなればならないので、手間はかかりますが、それだけの価値はあるはずです。