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仕事に就く母親が増えた理由
最終更新日: 2018年8月07日
以前は、仕事をしている母親は珍しかったのですが、今では18歳未満の子供がいる母親のうち、仕事をしている人の割合は68.1%になっています。
母親が働いている割合を子供の年齢別に見ていくと、
- 子供が0歳では、4割未満
- 子供が15~17歳では、8割前後
の人が仕事に就いています。
このことからもわかるように、子供の年齢が上がるにつれて仕事に就いている母親の割合は、上昇する傾向にあります。
子持ち主婦から働きに出る人が増えた理由はどこにあるのでしょうか。
その理由を一緒に見いていきましょう。
☆夫の給料が少ない☆
景気が回復してきたといわれていますが「夫の給料からは景気の回復を全く感じる事ができない!」と、思われている人も少なくないと思います。
実際に、夫の給料に不満を持つ家庭は増えており、中には定年退職した祖父がゆっくり老後生活を送ることなく、次の就職先を息子夫婦ために探しているという家庭もあります。
多くの家庭が今、夫の給料だけで、ゆとりある生活をしていくのは難しい時代になってきています。
少しでもゆとりのある生活がしたい、先の事を考えて貯金を増やしたい、などの理由で仕事を始める子持ち主婦がたくさんいます。
☆世間との繋がりを作りたい☆
子供が小さければ小さいほど子持ち主婦が感じるのが孤独感です。
子供が小さければ外にでる機会も少なくなり、夫が仕事に出ている間は、子供と二人だけで家にいるという日も多くあるでしょう。
そういったことから、世間に忘れられているのではないか、と焦りを感じる子持ち主婦も多いようです。
仕事に出て色々な人と会っている夫の事をうらやましく思い、余計にストレスが溜まってイライラをぶつけてしまうという人もいます。
このようなことの背景として昔と違い孤立した家庭が多く、近所に育児の悩みを相談できる人や、子育てを手伝ってもらえる人がいないなどの理由が大きいです。
子持ち主婦の中には、孤独感から抜け出したいという理由で仕事を始める人も多くいます。
仕事をはじめたことで、孤独感から抜け出し、前よりも家事や育児を楽しむことができるようになり充実した時間を過ごしている人も多いです。
☆ママ友の付き合いから逃れたい☆
近所に子供の年齢が近いママがいれば、自然と仲良くなることもあるでしょう。
そういった場合には、孤独感を感じることは、少ないかもしれません。
一緒に公園に行ったり、家の行き来も増え、毎日楽しく過ごす時間も増えます。
しかし、それが原因で頭を抱える主婦もたくさんいます。
今日は、ゆっくり過ごしたいと考えていた日にランチのお誘いのメールがあったり、子供が昼寝をしている時間に家に遊びにきたりと、仲良くなればなるほど断りにくくなるようです。
そういったことから、ママ友との関係が面倒になり、幼稚園や小学校に子供が通い出すタイミングで、仕事を始めるママも多いです。
私自身も子供が一人目の時は、子育てサークルなどによく連れて行きましたが、2人目になると1人目の時のようなママとの関りが少し億劫になり、ほとんど連れていくことがなくなりました。
しかし、全くママ友との付き合いがなくなったわけではなく、仕事を始めてからも月に1度は気の合うママとランチに行くなどしています。
仲良くしているママも仕事をしているため、程よい距離感で付き合う事ができているので凄くありがたいです。
☆時間を有効活用したい☆
子供が幼稚園や学校に通い出すと時間に余裕ができます。
子供が家にいなければ、家事や掃除がはかどると考える専業主婦の方も多いかもしれません。
しかし、時間に余裕があると、用事を後回しにしてしまうのです...
思っていたほど用事が片付くことなく、子供たちの帰宅時間になってしまう毎日が続きます。
今まで子育てに追われていた時間を家にいると有効活用することが難しく、仕事を始める人も多くいます。
仕事を始めた子持ち主婦の方に話を聞くと、限られた時間で用事を済ませようと考えるため、以前よりも家事や掃除がはかどるそうです。
まとめ
子持ち主婦で仕事を始める人が増えています。
仕事を始める理由は、夫の給料が減っている事や、世間とのつながりを持ちたいなど様々です。
理由は人それぞれ違いますが、仕事を始めることで、より充実した毎日を過ごしている人が多いようです。