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主婦が面接で好印象を与えられる服装
最終更新日: 2018年8月07日
面接の日取りは決まったものの、面接にはどのような服を着ていったらよいのでしょうか。
学生以来の面接となれば、スーツすら持っていない主婦の方も少なくありません。
実際に面接を受けた事のある主婦が、周りにいれば参考に聞くこともできるかもしれません。
しかし、学生の時と違い就職活動をする時期は違いますし、オープンに就職活動をしている主婦の方も少ないので、就職活動の話を聞く事は難しいでしょう。
そこで、主婦の方が面接にどのような服を着て参加すると好印象を与えられるのか、ここで解説していこうと思います。
スーツで面接に参加する場合のチェックポイント
①スーツ
色は、黒・紺・グレー・ベージュなどのシンプルなものが好印象です。
デザインは、清潔感があり体にフィトする自分にあったものを選びましょう。
ボトムは、スカートでもパンツでも問題ないのですが、スカート丈は座った時に膝上5cm以内のものを、パンツの場合は太すぎないものを選びましょう
学生の時に着ていたリクルートスーツは、若々しく見えて逆に経験が浅いと思われる事もあるため、着用しないほうがよいです。
リクルートスーツをどうしても活用したい場合は、インナーをブラウスからカットソーに変えて活用しましょう。
それだけで印象がかなり変わります。
最近では、しまむらやユニクロなどでも手ごろな値段でビジネススーツが販売されています。
これから就職活動をされるのであれば、1つ買っておくと面接のたびに服装に悩む事が減るでしょう。
②インナー
ブラウスかカットソーで大丈夫です。
色は基本的に白が好ましいですが、淡いピンクやベージュでも問題ないです。
デザインは、胸元が空きすぎたものや、生地が薄く透けるものは、避けましょう。
下着が透けないように、インナーの下に同色のキャミソールを着用しておくとよいでしょう。
面接当日は、きちんとアイロンのかけられた清潔感のあるインナーを着用しましょう。
③ストッキング
素足ではなく、自然な肌色に近い無地のベージュを着用しましょう。
ラメ入りなど装飾が多いストッキングは避けましょう。
④靴
靴は、派手すぎないシンプルなパンプスがよいでしょう。
色は、黒が一般的です。
ヒールは、ピンヒールや高いものではなく、ヒールの高さが5cmぐらいのものを選んでおくとよいでしょう。
⑤鞄
履歴書と筆記用具の入るきれいめでシンプルなデザインのものを選びましょう。
大きさは、A4の書類が入るものならば問題ないです。
形状としては、椅子の横に自立するタイプがおすすめです!
⑥アクセサリー
時計や結婚指輪などを除き、基本的に付けないほうがよいでしょう。(時計は、カジュアルや豪華になりすぎないデザインのものを選びましょう)
マニュキュアは、基本的にNGです。(どうしてもつけたい場合は、薄いピンクやベージュを塗るようにしましょう)
⑦髪型
カラーの色味は明るくしすぎず、清潔感のある爽やかなヘアースタイルにしましょう。
頭を下げた時に、顔に掛かる髪の毛はくくっておくと、どんなシーンでもスッキリ見えるのでよいです。
白髪がある場合は、染めておくと実年齢よりも若く見えます。
⑧メイク
ナチュラルで健康的なメイクにしましょう(ノーメイク・濃い口紅などはNGです)
私服で面接に参加する場合の職種別ふさわしい服装
パートの面接の場合、形式にこだわらないので「私服で大丈夫だった」と聞くことも多くあります。
しかし、面接会場へ行った時に「やっぱりスーツで来たらよかった...」、「ちょっと決めすぎたかも」と後悔したことはありませんか?
カジュアルな服装といっても、人それぞれ考え方が違うので、どこまで崩した服装が大丈夫なのか、採用に影響があるのか、悩む人が多いようです。
ある調査によると、パートやアルバイトの面接時にもっともふさわしい服装は、「ジャケットなどきちんとした服装」となっています。
しかし、パートやアルバイトであっても、職種によって、面接にふさわしい服装は結構違ってきます。
私服で面接を受ける際に悩まないために、業種や職種によって、どういった服装がふさわしいのかを一緒に見ていきましょう。
※ここでは、主婦に人気のあるパートの仕事の中から、医療関連、飲食関連、工場の面接の服装を取り上げます。
医療関係企業の面接にふさわしい私服
医療関係には、事務・クラーク・リハビリ助手・看護助手・ヘルパーなど、様々な職種のパート募集があります。
「資格不問」「未経験者可」と応募しやすい条件のところもあり、人気の職種です。
今回、医療関係の面接官に、主婦パートの面接時の服装について、お話をうかがいました。
服装が自分のプラスになるように、ぜひ参考にしてください。
医療関係企業の面接官のお話
Q- 医療機関には様々な職種がありますが、面接の服装に違いはありますか?
A- 職種によっての違いはありません。
Qー スーツ着用が必須ですか?
A- パートの場合は、スーツ着用にそれほどこだわっていません。
スーツのかたもいますが、簡単な正装のかたが多いです。
Q- 好感の持てる「簡単な正装」を具体的に教えてください。
A- 例えば、ブラウス、長ズボン、七分丈のパンツ、丈の短くないスカート、寒い時期には、その上にカーディガンやジャケット着用です。
Q- 反対に、好感が持てない服装を具体的に教えてください。
A- Tシャツ、半ズボン、ジーンズ、スニーカーはNGです。
年配の面接官のなかには、面接にミュール、サンダル、ブーツを履いてくることを不快に思うかたもいるので、避けたほうが無難です。
また、個性的なもの、露出が多いもの、派手な色やデザインはやめておきましょう。
Q- スーツ着用の方が有利ですか?
A- 個人的な意見でいうと、簡単な正装で十分ですが、スーツの方がより印象が良いですね。
どちらを採用するかで迷った時には、服装もポイントになりえます。
医療機関や面接官にもよりますので、やはりスーツ着用をおすすめします。
その他、実際に面接へ行った方の話をきくと、
- きちんとした面接だったので、スーツを着て行ったことで服装だけでも気後れせずに済んだ
- 他の面接者もスーツ着用だった
という話もありました。
おすすめスタイル - 医療機関での面接はスーツで!
医療機関での面接は、主婦パートでもスーツが好印象を与えます。
色やデザインは、清潔感がありシンプルなものがおすすめです。
身だしなみも求められる業種なので、髪はすっきりまとめ、爪は短く切り、靴は汚れや傷がない低めのパンプスを履きましょう。
飲食関係企業の面接にふさわしい私服
資格や経験を問われることが少ない、シフト制で予定が組みやすい、子供が学校に行っている昼間に働ける、など子育て中の主婦には働きたい条件に近いパートです。
パートの求人募集が多い仕事の一つですが、応募者数も多いので、より好印象を与えられるようにしましょう。
「面接は私服でかまわない」と言われることが多い職種でもあります。
特に指定がなければ面接でスーツを着る必要はなく、私服で行っても差し支えはありません。
ただ、露出が多い服装やTシャツ、ジーンズ、スニーカーのようなカジュアルな服装は控えたほうがよいでしょう。
ほかの職種に比べて、特に衛生面に気を付けなければならないので、清潔感をアピールできる服装が基本です。
また、服装ばかりに気を取られて一番見落としがちですが、「髪・爪・靴」にも注意をはらいましょう。
面接官によっては、服装よりも重視している場合もあります。
※自分の細部にまで気配りができる人間は、周囲にも気配りができる人と思われるからです。
☆細部まで気を配る☆
- 髪は長ければすっきりまとめましょう
- 爪は短く切り、ネイルやつけ爪はやめましょう
- 靴は汚れや傷がないものを履きましょう
おすすめスタイル - 飲食関係の面接は「清潔感」が一番!
基本の服装(ブラウスかカットソー + スカートかパンツの組み合わせにジャケットを重ねる)でまとめます。
髪・爪・靴も、服装と同様に清潔感が出るようにすっきりまとめます。
靴は、かかとが3センチの高さは最も疲れにくく、動きやすい高さだと言われています。
5センチの高さはふくらはぎが締まって見えるそうです。
自分にあった高さのパンプスを選んでみてはいかがでしょうか?
工場での面接にふさわしい私服
仕事中にスーツを着る必要がない職種なので、面接を受ける人の中には、ジーンズ・パーカーなど、カジュアルな服装で面接を受ける人もいます。
しかし、採用の際に服装を重視していないとしても、面接に着ていく服装で面接官に与える第一印象は大きく変わってきます。
ジーンズ・パーカーなど余りにもカジュアルな恰好で面接を受けると、常識がないと思われたり・仕事に対する意欲がないのかと、面接官に疑問に感じとられてしう場合があります。
場合によっては、服装が影響して、服装以外の部分までマイナスに評価されてしまうこともあるようです。
そういったことを避けるためには、スーツを着ていく必要はないとしても、ブラウスにジャケットやカーディガンを羽織りスカート・パンツなどを着ていくと、派手すぎず、清潔な印象を与えることができます。
カジュアルすぎる恰好ではなく、少しだけきちんとした服を着ることで、性格もきちんとしており・作業も丁寧に行ってくれるだろうと、服装以外の部分もプラスに評価してもらえることがあります。
※職種にもよりますが、ほとんどの採用者は、面接の際に何を着ているかよりも、清潔感を重視して見ている人が多いようです。
おすすめスタイル - 工場の面接は少しだけきちんと!
ついカジュアルな服装で面接に行ってしまいがちですが、それは避けたほうがよいでしょう。
少し意識してきちんとした服装にしましょう。
スーツを着る必要はありませんので、基本の服装(ブラウスかカットソー + スカートかパンツの組み合わせにジャケットを重ねる)がおすすめです。
面接の日に持っていくもの
ここまで、面接の服装について解説してきましたが、面接日には「持っていかなければならないもの」が、他にもたくさんあります。
そこで、面接日に必要なものを以下で紹介しておきます。
まとめ
スーツでも私服でも、共通していることは、露出が多い・派手・カジュアルなものは避けて、清潔感を出すことです。
それに、職種にあった面接時の服装が加わると、面接官に好印象をあたえることができます。
面接では、短い時間で好印象を与えなければいけません。
そのためには、受け答えの良さはもちろんですが、服装や髪・爪・靴などの外見も重要です。
「中身で勝負!」と思っているかたも、面接のチャンスをいかせるように配慮してみてください。