ブランクありでも不安なし!子育て専業主婦からの再就職

最終更新日: 2018年5月22日

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結婚や出産・育児で仕事を辞めて、子育てがやっと一段落。

「そろそろ働き始めよう!」

と考えてはいるものの、

「子育て主婦は採用されない!」

「ブランクが長くても大丈夫?」

など、再就職には不安や疑問だらけで、子育て専業主婦からなかなか踏み出せない方もたくさんいます。

再就職に成功して働き始めた子育て主婦と、専業主婦から踏み出せない子育て主婦とは何が違うのでしょうか。

ここでは、再就職への不安と疑問を解消して、再就職に成功する子育て主婦になるための簡単なポイントを説明していきます。

※今回の記事は、2017年9月現在の情報になります。

1. 子育て主婦は本当に再就職できるの?

小さい子供がいる子育て主婦でも、実際に採用されるのでしょうか。

企業に行ったアンケートによると、小学生以下の子供を持つ主婦からの応募があった場合でも、採用している企業が多いことがわかります。

小学生以下の子供のいる女性の応募・採用状況(複数回答可)のグラフ。応募があり、採用した実績がある、正社員の中途採用32.9%。フルタイムの中途採用52.6%。短期間の非正規社員30.4%。応募はなかった。正社員の中途採用44.9%。フルタイムの非正規社員30.2%。短期間の非正社員31.3%。
出典:厚生労働省「女性の再就職・再雇用」(平成27年3月)

パートのような短時間勤務の方が再就職しやすいように思いがちですが、実際はグラフからもわかるように、フルタイム非正社員のようにしっかり働いてくれる子育て主婦の方が、採用されやすくなっています。

また、子育て主婦から応募がなかった企業も多いので、企業に応募さえしていれば、再就職できるチャンスがあったかもしれません。

このように、子育て主婦でも再就職の可能性は高いので、「働きたい!」と思ったら迷わずチャレンジしていきましょう。

2. 専業主婦の再就職、ブランク期間はどれくらい?

専業主婦が再就職を考え始める時に、最初に気になるのは「ブランクの長さ」です。

特に、子育て中の主婦は、子供が小さいうちは働きに出ることがなかなか難しいので、ブランク期間が長くなりがちです。

では、子育て主婦は再就職までに、どれくらいの時間がかかっているのでしょうか。

現在、小学生以下の子供がいる主婦に、働き始めるまでのブランク期間を聞いたところ、「退職後1年以上~2年未満」が多いようです。

末子妊娠時の就業形態別再就職までの期間のグラフ。正社員の場合。半年未満13.9%、半年以上~1年未満21.8%、1年以上~2年未満30.3%、2年以上~3年未満17.0%、3年以上~4年未満10.3%、4年以上6.7%。
出典:厚生労働省「平成23年版働く女性の実情」より

再就職までに4年以上のブランクがある主婦もいますが、全体の65%以上の主婦が2年未満で働き始めています。

再就職までのブランク期間は2年未満」を目安に考えておくと良いでしょう。

3. 再就職のタイミングは、子供が何歳の時?

主婦が働き始めるまでのブランク期間は2年未満が多いのですが、子育て主婦にとっては、子供が何歳になったら働き始めるのか、子供の年齢と再就職のタイミングで悩むのではないでしょうか。

ここに、「子供が何歳の時に再就職したか」についてアンケートを取った結果があるので、見てみましょう。

再就職の末子年齢。正社員の場合。0歳、31.8%。1歳、24.8%。2歳、12.3%。3歳、9.3%。4歳~小学校就学前、10.6%。少額1年生~3年生、7.0%。小学4年生~6年生、4.1%。中学生以上、0.1%。短時間の非正社員の場合。0歳、10.8%。1歳、17.7%。2歳、15.6%。3歳、14.0%。4歳~小学校就学前、17.3%。少額1年生~3年生、16.7%。小学4年生~6年生、7.8%。中学生以上、0.1%
出典:厚生労働省「出産・育児を機に離職した女性の再就職などに係る調査研究事業」(平成26年度厚生労働省企業アンケート調査結果)

正社員や派遣社員のようにフルタイムで働く場合は、会社の子育て支援や制度を利用すれば、家庭との両立がしやすくなります。

また、保育園に子供を一日預けても、保育料をはるかに超える給料をもらえるので、再就職しても働き甲斐があります。

そのため、フルタイムの場合は、子供が0歳、1歳といった早い時期に働き始める主婦が多いです。

一方、パートのような短時間で働く場合は、パート代が保育料と変わらなかったり、保育料の方が高くて家計が赤字になったりと、何のために働いているのかわからなくなります。

そもそも、パート主婦の場合は、子供を保育園に入れることが難しい場合があります。

そのため、パートの場合は、子供が短時間のお留守番ができたり学校に入ったりと、子供の成長にあわせてそれぞれのタイミングで働き始める主婦が多いようです。


ここまでは、再就職するまでに知っておきたいブランク期間について紹介してきました。

では、ここからは、ブランクがある子育て主婦が実際に再就職するにあたって、「どういった不安に直面しているのか」「どうやって上手に就職活動をしているのか」見ていきましょう。

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4. 再就職前の不安と再就職後の実情

子育て主婦は再就職についてどのような不安を持っていて、働き始めてから不安は解消されたのでしょうか。

再就職前に主婦が感じる不安と、実際に働いてみると心配でなかったことを見ていきましょう。

※厚生労働省「出産・育児を機に離職した女性の再就職などに係る調査研究事業」(平成26年度厚生労働省企業アンケート調査結果)を元に構成、算出しています。

4-1. 再就職前に主婦が感じる不安(複数回答)

  1. 子育てと両立できるか           81%
  2. 職場の人とうまくやっていけるか      66%
  3. 仕事についていけるか           65%
  4. 自分が何に向いているのかわからない    22%
  5. 自分のキャリアプランなど、将来が見えない 17%

4-2. 実際に働いてみると心配でなかったこと(複数回答)

  1. 職場の人とうまくやっていけるか      40%(-26)
  2. 子育てと両立できるか           39%(-42)
  3. 仕事についていけるか           37%(-28)
  4. 自分が何に向いているのかわからない    7%(-15)
  5. 自分のキャリアプランなど、将来が見えない 4%(-13)

再就職前には、ほとんどの主婦が、「子育てと両立できるか」に不安を感じています。

しかし、実際に働いてみると、上手に子育てと両立ができていて、思っていたよりも心配なかったと感じている主婦が多いことがわかります。

また、ブランク期間があり仕事や社会から遠ざかっているために、「仕事についていけるのか」「職場の人とうまくやっていけるのか」と不安を感じている主婦も多いようです。

同じ調査によると、「仕事に慣れるまでの期間は、再就職後半年くらいまでが66%」なので、再就職後半年ほどで仕事にも職場にも慣れて、これらの悩みは解消されていくでしょう。

全体的にも再就職前に感じている不安はどれも、実際に働き始めるとかなり減っていますので、子育て専業主婦からの再就職について、それほど心配する必要はないようです。

5. 子育て専業主婦が再就職を上手におこなうためのポイント

子育て専業主婦が再就職を上手におこなうためのポイントのアイキャッチ画像子育て専業主婦が、ブランクや不安を気にしないで、再就職を上手におこなうための簡単なポイントを紹介します。

☆夫や両親など、家族に相談する
仕事を始めると体力的にも時間的にも追われるので、子育てとの両立が難しくなります。

家事や子供の世話を今まで通りしようと思わずに、家族に相談してみましょう。

夫が家事を手伝ってくれたり、両親が子供の世話をしてくれる時間や曜日があったりと、再就職への手助けとなるかもしれません。
☆子供の預け先を考える
再就職の際に問題になるのが、子供の預け先です。

近くの保育園に預けられるのか、子供の体調不良や休園休校の時はどうするのか、など緊急の場合も含めて子供の預け先を考えておきましょう

※子供の預け先については、別記事で詳しい解説があります。

wall.jpg子育て主婦が仕事を始めようとした時にぶつかる壁
☆働き方を選ぶ
子育てや家事と両立しながらお小遣い程度に「パート」、子育てが一段落してしっかり働きたいから「正社員」というように、自分の生活スタイルや目的、希望に合った働き方を選ぶと、無理なく仕事が続きます。

正社員を目指したいけれどブランクやフルタイムで働けるのか心配なら、「派遣社員」「契約社員」で働くことに慣れてから、正社員を目指すのも良い方法です。
☆ネットや情報誌で、求人情報を収集する
求人サイトや新聞の求人欄、ハローワークなどで、色々な情報を収集すると、たくさんの情報の中から自分の条件に近い求人募集を見つけることができます。

特に、求人サイトは、主婦向けの情報があったり登録料無料のサイトがあったり、スマートフォンでいつでもどこでも気軽に利用できます。
☆就職に役立つ資格を取得する
時間や経済的余裕があれば、ブランク中に資格取得をしてみましょう。

主婦の場合、学歴よりも資格を重視されることもあるので、再就職活動に有利になります。

また、ブランク中の過ごし方として良い評価をされることもあります。

※主婦に役立つ資格については、「主婦が就職活動をする際に役立つ資格」を参考にしてみてください。

qualification.jpg主婦が就職活動をする際に役立つ資格

6. ブランクあり主婦でも就職しやすい仕事とは

子育て専業主婦の一番の弱みは、「社会経験が少ない」「社会経験から遠ざかっている」ことです。

そのため、子育て専業主婦は未経験者と同じ扱いになりますので、「未経験OK」や「ブランクOK」の求人を探していきましょう。

★「未経験OK」が多い職種

調理や接客などのサービス業、デパートなどの販売業、ファミリーレストランなどの飲食業、工場などの製造業、パソコンが使えれば事務

7. ブランクが長い、資格なし40代専業主婦でも再就職!

「40代の資格なし主婦だから・・・」と思っている専業主婦の方も再就職をあきらめないでください。

無資格・未経験、40代50代専業主婦がパートデビューしているという調査結果があります。

この調査では、無資格・未経験の40代50代専業主婦の再就職率が高い職種は、「一般事務・アシスタント」や「軽作業・製造」となっています。

※100人中8人は50代主婦

ブランクを経て復帰した時の初パート職種。一般事務・アシスタント、26人。軽作業・製造、15人。販売職(デパート・コンビニ、店舗スタッフ)、14人。飲食系、11人。医療・介護・福祉、8人。入力・オペレーター、7人。受付・秘書、2人。アパレル販売、1人。インストラクター・講師、1人。その他、15人。
参照:アルバイトニュースan 「"無資格・未経験"40代・50代からの『初パート探し』主婦調査

また、販売職や飲食系、医療・介護・福祉のような人と接する職種でパートデビューした40代主婦も多く、人生経験豊富な女性ならではの気遣いや落ち着いた対応が活かせる職種といえます。

40代主婦なら子育ても一段落して時間にゆとりが出てきますので、パートにこだわらず、派遣や正社員のようなフルタイムでの働き方も選ぶことができます。

派遣や正社員でしっかり働けば、子供の結婚費用をまかなえたり住宅ローンの完済、フルムーン旅行、老後の貯えなど、今よりも豊かな生活を送ることができるしょう。

8. まとめ

子育て専業主婦から再就職できる人は、再就職へ向けた準備をしっかりできる人です。

  • 「子育てとの両立に不安があるなら、子供の預け先を確保する」
  • 「ブランクが気になるなら、早めの再就職や資格取得を目指す」
  • 「採用される可能性を高くするなら、就職情報を収集する」

このような、再就職への準備がしっかりできていれば、ブランクがあっても不安なく、子育て専業主婦からの再就職が実現できます。

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